広島・ドラ1小園 1軍スタートに気合十分「1日1日が勝負」
広島は23日、春季キャンプの1、2軍メンバーを発表した。新人ではドラフト1位・小園海斗内野手(報徳学園)、同2位・島内颯太郎投手(九州共立大)、同6位・正随優弥内野手(亜大)が1軍スタートとなった。
高卒の新人野手が春季キャンプを1軍で迎えるのは、球団では超異例だ。小園については、トレーナーが合同自主トレでの動きや体の仕上がりを首脳陣に報告。またコーチ陣が大野練習場を視察に訪れるなどして、総合的な判断により1軍帯同を決定した。
小園は「まずはそこを目標にやってきた。いろいろなことを経験し学んで、自分の引き出しを増やしていきたい。1日1日が勝負です」と気合をみなぎらせた。
島内は即戦力として期待される。この日はブルペンに入り、初めて捕手を座らせ30球を投げた。1軍メンバー入りに「それだけ期待してもらっている。評価に恥じないように結果を出したい」と力を込めた。
正随は最大の特徴である打撃をアピールする構えだ。「何事も思い切っていきたい」と意気込んだ。