優勝王手の広島が2点を先制 石原、田中タイムリー M対象ヤクルトは先制機逃す

2回広島、無死一塁、先制タイムリー二塁打を放つ広島・石原慶幸=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島-DeNA」(24日、マツダスタジアム)

 優勝へマジック1としている広島が先制した。「8番・捕手」で先発した石原がタイムリーを放った。

 DeNAの先発左腕浜口から、野間が二回1死から三遊間を破る左前打を放つと、石原が中越えの二塁打。野間が一塁から一気に本塁を駆け抜け、1点を先取した。

 先制打の石原は「センター方向を意識してしっかりと自分のスイングで捉えることができました」とコメント。

 さらにジョンソンの内野ゴロで石原が三進。2死三塁で1番の田中が中前にはじき返し、この回2点目を奪った。田中は「石原さんが良い流れでチャンスを作ってくれたので、その流れに乗って走者をかえすことができて良かったです」と振り返った。

 その後も田中の二盗、菊池の四球などで一、三塁と好機を広げたが、丸は投ゴロに倒れた。

 一方、同時刻帯に中日とナゴヤドームで戦っている、マジック対象のヤクルトは初回、連打で無死一、二塁としたが、山田哲が空振り三振、4番バレンティンが遊撃併殺打で先制機を逸した。

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