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会沢選手会長 本拠再開20日G戦から義援金呼び掛け プレーも支援も全力

 守備練習で汗を流す会沢(撮影・飯室逸平)
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 広島の会沢翼選手会長(30)が10日、甚大な被害に見舞われた「平成30年7月豪雨」を受け、復興に向けた義援金の呼び掛けを行う方針を明かした。9日からの阪神3連戦が中止となり、この日、チームは本拠地で全体練習。今後の被害拡大がなければ、マツダスタジアムでは20日から巨人3連戦が行われる予定で「(ファンの)皆さんの協力が必要になる」と訴えた。

 西日本豪雨の発生から初めてマツダで行った全体練習後、会沢は沈痛な面持ちで思いを言葉にした。東京遠征から帰広し、被害の大きさを受け止めた。「帰って来て改めてびっくりした。亡くなられた方や、安否が不明な方もまだいらっしゃる。早く復興活動の形を取れれば」と心配そうに話した。

 この日も県内の府中町を流れる榎川が氾濫するなど、天気が回復しても被害が広がっている地域もある。「選手会として何かしたいと思っている」。そこで取り組むのが義援金の受け付け、呼び掛けだ。この日のミーティングでその旨を話し、本拠地での試合再開となる20日・巨人戦から行う方向性をまとめた。

 14年の広島市土砂災害時も募金活動を行った。今回も結束し、復興へ協力していく方針で「(ファンの)皆さんの協力が必要になる。選手としても一人一人同じ思いを持っている」と力を込めた。球界でも各地で募金活動が行われるなど、支援の輪は広がっている。

 ナインもそれぞれに復興への言葉を絞り出した。広島市出身の新井は11年の東日本大震災時に日本プロ野球選手会の会長として尽力した。今回も「球団として、選手会として、僕たちもできることはやっていきたい」と積極的にサポートしていく思いだ。

 岡山県倉敷市出身の野村は、中学時代に試合で訪れたという実家から車で約1時間の距離にある真備町が豪雨で被災。小学校時代によく練習をしていたという近所の高梁川も「もうちょっとであふれる話も聞いていた」と神妙な表情で話した。それだけに「チームが3連覇できるように、チーム一丸となって少しでも明るい話題を届けられたら」と気持ちを新たにした。

 西日本の各地で日を追うごとに被害状況の拡大が伝えられている。一日にも早い復興へ-。プロ野球選手として、プレーで、復興支援で、できる限りの姿を示していく。

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