野間、意地の一発 連勝ならずも連夜の活躍!!絶好調!!

 「広島4-8日本ハム」(7日、マツダスタジアム)

 前夜のヒーロー・広島の野間がまた打った。7点を追う四回2死一塁。マルティネスのチェンジアップを捉えた打球はライナーとなって右翼席に突き刺さった。

 「後ろにつなぐ気持ちで行きました。自分のスイングでしっかり捉えることができた」

 大量のビハインドもまだ試合中盤。逆転のカープが試合を諦めるはずがない。前日は人生初のサヨナラ打。この夜は鮮やかな今季3号2ランで野間が反撃のノロシを上げた。

 続く七回の打席も野間らしさを発揮する。わずか2球で追い込まれたが、そこからボールを見極め、際どい球はファウルでカット。「何とか先頭で塁に出たいと思っていた」。フルカウントまで持ち込むと、11球目で四球をもぎ取った。

 野間は本塁打を「たまたまだと思います」と謙虚に振り返ったが、鍛錬のたまものだ。この日も試合開始5時間以上前からグラウンドに現れ、他の若手と一緒にバットを振り続けた。野球漬けの日々をまさに「必死」に過ごしている。

 打線はムービングボールを操る助っ人右腕に苦戦したが、野間の一撃からジワジワと追い込んだ。緒方監督も「野手は最後までしっかり攻撃してくれた」と評価。好調な赤ヘル打線の中で、野間の存在感が高まっている。

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