磯村がチーム初安打となる1号ソロ「しっかり振り抜くことができました」
「ヤクルト-広島」(4日、神宮球場)
広島・磯村嘉孝捕手が、チーム初安打となる今季1号を放った。
5点を追う六回、先頭で打席に立ち、ヤクルトの先発、新助っ人・ハフの初球カットボールを捉えた。打球はグングン伸び、赤く染まる左翼スタンドに飛び込んだ。
「とにかく初球から積極的に振っていこうと思い打席に入りました。自分のスイングでしっかり振り抜くことができました」
広島はハフ対策として右打者の下水流、美間をスタメン起用したが、五回まで無安打に封じ込められていた。神宮球場に漂い始めた嫌なムードを途中出場の25歳が振り払った。
さらにこの回、エルドレッドが3号3ランを放ち、1点差に迫ると、続く松山が1号ソロを放ち、1イニング3アーチで同点に追いついた。