カープ赤松 久々の日南で柵越え3発 復活へ「戻ってくることができた」
「広島2軍キャンプ」(6日、日南)
胃がんからの復活を目指し、2軍キャンプで調整している広島・赤松真人外野手(35)がフリー打撃で快音を響かせた。コンパクトなスイングからライナー性の打球を左右に打ち分け、左翼へ柵越え3発も放った。
日南キャンプ参加は16年春以来。「去年のこの時期は(治療で)苦しかったので、今は野球ができてすごく幸せ。やっとキャンプ地に戻ってくることができた」と感慨深げ。
3本の柵越えについては「ちょうど風速30メートルの風が吹いてくれたので。普通なら三塁フライですよ」と謙そん。「疲労はマックスです。明日は(打球が)三塁まで届かないかも」と冗談を口にしつつも、充実感をにじませた。