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鯉ドラ1中村、背番号22の誓い!87年達川以来、捕手で全試合出る

 広島からドラフト1位指名を受けた中村奨成捕手(18)=広陵=が22日、広島市内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い、年俸800万円で仮契約した。背番号は22。期待の星は将来的な目標として、球団捕手では87年の達川光男しか達成していない全試合出場を掲げた。(金額は推定)

 また一歩、憧れの夢舞台へと近づいた。満面に笑みを浮かべて会見に臨んだ中村。「ありがたいの一言。これでようやくカープの一員になれたという実感がある」とほほを緩めた。

 求める将来像は明確だ。「息の長い選手になりたい。1年目から目指す数字ではないですけど、やるからにはフル出場。それを積み重ねていけたらいい」。球団捕手の全試合出場は87年の達川のみ。黄金新人は偉業達成を力強く宣言した。

 広陵の先輩には連続試合フルイニング出場の世界記録保持者である阪神・金本監督がいる。「そういった先輩がいるので、目標としてやっていきたい」。現役時代に“鉄人”と称された背中を追いかける。

 この日の入団交渉で背番号が22に決まった。球団捕手では、75年に球団史上初のリーグ優勝へ導いた水沼四郎や、球界では元阪神の田淵幸一氏や母校の先輩である巨人・小林が背負い、背負った番号だ。

 捕手としてこだわりたかった「2」という数字。重みはすでに感じている。「自分がずっと憧れていた小林さんと同じ番号を背負えるのはすばらしいことですけど、この番号に恥じないように、一流の捕手になれるように頑張っていきたい」。覚悟を決め、来月13日の新入団会見でユニホームに袖を通す。

 担当の白武スカウト部長は安堵(あんど)の表情を浮かべた。「やっと中村がカープの一員になった。三拍子そろった選手。(残す)数字は分からないですが、将来性など、向こう10年捕手を任せられる選手が取れた」と高い期待を寄せた。

 恩返しも忘れない。社会人となるこれからは、ふるさと納税の有効活用を考えている。広島県には特定の学校を指定して納税できる制度があるため「学校や地元に継続的にできるようにしたい」。母校の広陵や出身地の廿日市市など、お世話になった関係各所にこれから還元していく。

 まだ見ぬ世界に期待も不安もあるが、自らの信念を貫き、球史に名を残す捕手になる。

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