バティスタが八回好機で大仕事! V決める一打に「日本に来てよかった」
「阪神2-3広島」(18日、甲子園球場)
緒方鯉に現れた新星が大一番で大仕事を果たした。優勝を決める一打を放ったのは、今季途中に支配下登録されたサビエル・バティスタ内野手だ。「気持ちいい。優勝を決める、決勝のヒットを打ててよかった」。陽気なドミニカンは、うれしそうに笑った。
同点に追いつかれた直後の八回だった。1死一、二塁の好機で、投手が左の岩崎から右の桑原に交代。石井打撃コーチから「桑原は外角いっぱいに投げてくる」と助言をもらい、打席に入った。そして初球、外角へ来た直球を叩いた。打球はきれいに左前へ。二走・菊池が生還し、連覇を決める1点が入った。
カープアカデミーを経て昨年3月に育成選手として広島と契約。昨季のリーグ優勝は、広島県廿日市市の大野寮のテレビで観戦した。シーズン後に行われた秋季キャンプでは緒方監督から「練習を続けて、来年ビッグチャンスをつかめるように頑張れ」と激励された。その言葉を胸にオフはドミニカ共和国で必死に打撃を磨いた。
成果が認められ、6月2日に支配下登録をつかみ取った。その翌日から1軍の試合に出場すると、2試合連続代打本塁打をマーク。“バティスタ旋風”を巻き起こした。「日本に来てよかった」。今や強力打線の一角として欠かせない戦力。そのパワーで、次は日本一へチームを導く。
