中崎&今村 鯉の中継ぎ支えたW守護神 互いにカバーしあって最終回守り抜いた
「阪神2-3広島」(18日、甲子園球場)
今年も駆け寄ってくる仲間を全身で受け止めた。中崎翔太投手が12、13年の巨人・西村以来2年連続の胴上げ投手となった。「こんな経験をできることはないのでありがたい」。九回を1回無安打無失点。フィナーレを彩った右腕が声をはずませた。
今季、絶対的な抑えはいなかった。本来なら、守護神は昨季34セーブの中崎。しかし、序盤からの不振で代役を任されたのが、今村猛投手だった。「ザキ(中崎)がいない時は正直、きつかったけど、やるしかない」。自らに言い聞かせ、任された役割を全う。力強い投球で接戦を制した。
救援陣の2人は同じ九州出身で、1学年違い。昨年から試合前練習のキャッチボールを一緒に行ってきた。今村は後輩を思いやり、中崎は先輩を尊敬する。
中崎は「1年間、ずっと一岡さん、今村さんが頑張って、その中で自分が抑えを任せてもらっただけ」と先輩に感謝。この日、登板がなかった今村は「ここを目標にしてやってきた。優勝できたので、それだけでいいです」とほっとした表情を見せた。
互いをカバーし合いながら、重責を担ってきた2人。今村と中崎の力なくしてリーグ連覇はなかった。
