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鯉「M2」連覇王手 初回一挙6点で逆転! 26年ぶり本拠地胴上げじゃ

 優勝マジックを2とし、歓喜のタッチを交わす緒方監督(左から2人目)と広島ナイン(撮影・吉澤敬太)
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 「広島12-4DeNA」(13日、マツダスタジアム)

 今季40度目の逆転勝ちで優勝マジックを2とし、37年ぶりのリーグ連覇に王手をかけた。初回に6点を奪って逆転すると、14安打12得点で快勝。14日のDeNA戦に勝ち、2位・阪神が巨人に敗れると緒方孝市監督が宙を舞う。26年ぶりの本拠地胴上げに向け、ラストスパートだ。

 ベンチ前での勝利のタッチ。拍手喝采を浴びながら緒方監督が出迎えたのは、逆転で白星を勝ち取った選手たち。重ねる手のひとつひとつに成長を感じ取る。セ界最強打線がDeNAをねじ伏せ、優勝マジックは2。37年ぶりのリーグ連覇に、ついに王手をかけた。

 「初回の6点が大きかった。打線が活発に、よくやってくれたね」。試合後のベンチ裏。大一番でも浮足立つことなく、普段着野球を貫いたナインを称えた。

 初回、中村祐が2失点したが、直後にたたみ掛けた。田中の7号ソロが反撃の合図だ。安部が同点の左前適時打を放つと、岩本が続いた。2死一、二塁から内角のカーブを振り抜き右前へ。ガンちゃんは「みんなが作ったチャンス。何とかしたかった」と胸を張った。2点ビハインドからわずか14分後。チームが目指す「つなぎの野球」でひっくり返した。

 「巨人、阪神が大型補強をした。去年と同じような戦いにはならない」。2月の日南春季キャンプ。連覇を目指して船出した指揮官が力を込めた。他球団に対抗するため、現有戦力の底上げを目指し、掲げたのは「競争」の2文字だ。レギュラーでも特別扱いはなし。打撃ケージを1つ増やし、午後の打撃練習では休む間もなくバットを振らせた。

 ホームゲームの練習前には、若手選手が自主的に早出特打。ビジター試合でも、宿舎の駐車場で午前と試合後の2度、素振りを行う。2軍では岩本やバティスタらが虎視眈々(たんたん)と昇格を目指し、汗を流してきた。密度の濃い日々が確かな成長を促し、セ界を席巻する攻撃陣を形成した。

 5月には阪神に9点差を逆転され、8月にはDeNAに3試合連続サヨナラ負けも喫した。山あり谷ありのシーズンを乗り越えてきたフィナーレは、本拠地がふさわしい。「明日勝たないとゴールテープは切れない。地元で優勝?もちろん」と緒方監督。歓喜の瞬間は、もう目の前だ。

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