誠也、楽天則本撃つ!初ファン選出で球宴“世界の奪三振王”に宣戦布告
もう“神ってる”とは言わせない。「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票結果が26日、発表され、広島・鈴木誠也外野手(22)が2年連続の球宴出場を決めた。しかも外野手部門トップでの初のファン投票選出だ。
「オールスターなので本塁打を打ちたいですし、いろんなプレーをしたいですけど、去年はヒットを打つたびに“神ってる、神ってる”と言われたので、今年は自分の実力で打って黙らせたい」
ターゲットはパ・リーグの奪三振王だ。会見で対戦したい投手を聞かれると「侍ジャパンでも(一緒に)やってる(楽天)則本さん」と名前を挙げた。
「交流戦では対戦できなかった。しっかりと真剣勝負ができると思うので、三振を怖がらずに思い切って攻めていけたらいい」
則本は今季、日本記録を更新する8試合連続2桁奪三振をマーク。ファン投票では3位だったが、選手間投票か監督推薦での出場が確実視されている右腕との真っ向勝負を心待ちにした。
大舞台にめっぽう強い。初出場した昨年は第1戦(ヤクオク)に代走で初出場し、初打席初安打を記録。第2戦(横浜)は3打数2安打1打点の活躍で、「敢闘選手賞」を獲得した。
「ファンの人も真剣勝負を望んでいると思う。楽しくやるのもいいのですが、遊びではないですし、真剣勝負する場所。割り切りながらやっていきたい」
今季はここまで打率・305、15本塁打、56打点と堂々の成績。鯉の4番が球宴の舞台でも主役を張る。