大瀬良、雪辱完投じゃ 日本シリーズで大谷にサヨナラ被打

 広島の大瀬良大地投手(25)が5日、日本ハムにリベンジを誓った。昨年の日本シリーズ第3戦、3-3の九回から登板。回をまたいだ延長十回に、大谷にサヨナラ打を浴びて敗戦投手になった。7日に先発予定で、今回は勝利を手繰り寄せる意気込みだ。

 約7カ月前の出来事。大瀬良は「悔しいです」と回顧すると、すぐに前を向いた。「そういう気持ちを忘れず、うまくなりたいと思ってやってきました」。雪辱を期す一戦で負けるわけにはいかない。

 前回5月31日の西武戦では両足がけいれんしたこともあり、5回で降板した。汗をかきやすい体質で試合中、足にけいれんが起こることもしばしば。食事に気を配って体質改善を目指してきたが、前回のアクシデントを受けて、よりコンディションには注意を払う。

 いつもなら登板前に30分ほど風呂に入るところを「汗をかくとミネラルが減るので控えようと思う」と説明。トレーナーと相談し、ウオーミングアップでのランニングもウオーキングに変えるなど、工夫を凝らして戦いに臨む構えだ。

 この日は、札幌市内にある日本ハム屋内練習場での投手指名練習に参加。ブルペンで56球を投げ、フォームの確認などを行った。「足は大丈夫。できるだけ長い回を投げたいんです」。目指すは完投勝利だ。

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