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カープ野村 無敵の地方球場で必勝 昨季3戦3勝「どこに行っても…」

 笑顔で練習する野村(撮影・吉澤敬太)
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 広島の野村祐輔投手(27)が15日、マツダスタジアムでの投手指名練習に参加した。尾道・しまなみ球場で行われる16日のDeNA戦に先発する右腕。昨季は地方球場で3戦3勝と無敵を誇り、防御率1・80だった。チームは2連勝中で首位・阪神とのゲーム差は1・5。さらに勢いをつける投球をみせる。

 練習着に、そして額に汗がにじむ。真夏のような強い日差しを浴びて、野村がキャッチボールやダッシュを行った。“地方球場敵なし”の右腕。チームをさらに上昇気流に乗せるため、強い気持ちで上がるのが尾道・しまなみ球場のマウンドだ。

 「同じマウンドはない。屋外でもドームでも違いますから。どこに行っても自分のピッチングができるかどうかが大事。良い状態で対応できるように準備はしてきました」。いつもと変わらない。平常心を強調した。

 昨季は呉、三次、富山と3試合に登板し、3勝で防御率は1・80。呉は7回1失点でチームを首位タイに浮上させる原動力に、富山では3年ぶりとなる10勝目をゲットした。硬さや傾斜が独特で地方球場での登板を不安視する投手もいる中、野村は一切苦にしない。

 同球場は広陵での高校時代にも登板している。両翼96メートル、中堅120メートルで甲子園をモデルに設計されている。当時を思い出し「広かったイメージがあります」と懐かしそうに振り返った。今回が初めてとなる公式戦登板は過去の経験も生かす。

 前回9日のヤクルト戦(神宮)を反省した上で臨む。7回を5安打2失点(自責点1)と好投した一戦は、失点の仕方に課題があったという。四回に3連打をくらい、2点を奪われた場面について「1回で複数失点するのは良くない。いかに最少失点で抑えられるかだと思う」と自らに言い聞かせる。

 攻撃陣はチーム打率、本塁打、得点と12球団最強を誇る。良い流れを呼び込むためにも、たとえ失点しても最少失点で切り抜けていく。

 レギュラーシーズンのDeNA戦は14年8月19日以降、白星から遠ざかっている。16勝した昨季は3戦1敗。今季も4月18日に対戦し、勝敗はつかなかった。今年一度きりの、しまなみ球場での戦い。「相手どうこうではなく、自分の投球をするだけ。良い形で戦えたらと思います」。スタンドは赤一色で埋め尽くされるはず。尾道の鯉党に2年ぶり勝利をプレゼントする。

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