北別府氏、黒田の潔い引退に「男として惚れる」
広島時代に200勝を達成した野球評論家の北別府学氏(59)が18日、自身のブログを更新し、広島の後輩でこの日引退を発表した黒田博樹投手(41)について「男として惚れる」と、潔い引き際に感嘆した。
この日は休日で、マスコミ関係者らと釣りを楽しんでいたという北別府氏。突然、まわりで黒田の引退を知らせる電話が鳴りだし、引退表明を知ったという。「黒田引退の知らせに皆が慌てふためいた。何ともすごい引き際。男として惚れるほどに。野球人として嫉妬するほどに。退き際まで伝説となる黒田投手です」と、驚きながらも決断をたたえた。
自身も急きょ、夕方からテレビ番組の出演依頼が入り、この日の釣りは途中で中止になったという。
北別府氏は2001年から04年まで広島で投手コーチを務め、黒田を指導した。