緒方監督 継投ミス嘆く 中継ぎ不調

 「交流戦、楽天2-1広島」(11日、コボスタ宮城)

 広島のドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=が7回を投げて7安打無失点と好投した。1点のリードを守って降板したが、八回に登板したブレイディン・ヘーゲンズ投手(27)が、3安打2失点で来日初黒星。痛恨の逆転負けを喫し、連勝は2で止まった。

 岡田は4度、先頭打者を出すなどしたが、粘りの投球を続けた。緒方孝市監督(47)は「結果として継投失敗も含めてオレの責任。岡田はもっと長いイニングを考えていたけど、イニングの入りがよくなかった。得点圏に走者を置いてからは、スイッチ入った投球を見せてくれたけど」とし、初登板から7試合白星なく「勝ちを付けてあげたかった。オレも悔しい」と続けた。

 これまで、リードした展開の八回を任せていたジェイ・ジャクソン投手(28)は、直近の登板2試合連続失点中。9日の日本ハム戦(札幌ドーム)でも、3安打で2点を失っていた。

 1点リードした展開で、八回にヘーゲンズを起用するのは初めてだった。その意図について、指揮官は「このところヘーゲンズの方が安定した投球をしてくれているから、八回に行ってもらったけどね」と説明。今後の継投については「いまは(ジャクソンと)併用して使っているわけだから」とし、状態を見極めながら起用していく考えを明かした。

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