菊池、新井が勝負強さ!七回に勝ち越し

7回、適時打を放ち、ベンチへ拍手を送る新井(左)=神宮(撮影・出月俊成)
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 「ヤクルト-広島」(10日、神宮球場)

 広島が七回、この回から登板したヤクルト2番手・秋吉から勝ち越し点をもぎ取った。

 3-3で迎えた七回1死、先発ジョンソンの代打・天谷が四球で出塁。田中が中前打でつないで一、三塁とチャンスを拡大した。

 続く菊池の放った打球は、センターへの詰まった飛球。しかし外野が後ろに守っており、中堅手の前にポトリと落ちた。三走・天谷が勝ち越しのホームを踏んだ。

 その後、2死一、二塁から、新井が外角の変化球に食らいつき、右前へ運ぶ適時打。この回、2点を奪った。

 試合前の時点で、得点圏打率は新井が・409、菊池が・391でリーグ1位と2位。勝負強い2人が、本領を発揮した。

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