黒田 「新フロントドア」で山田封じヤ

 広島・黒田博樹投手(41)が2日、2度目のシート打撃に登板。2軍から合流した中東、練習生のメヒア、バティスタを相手に50球を投げ、安打性を2本に抑えた。右打者の内角を突くカットボール「新フロントドア」を多投した。

 「状態も上がってきた。なかなかオープン戦では試せないことも、試すことができた。土が明るくなって、球場の色合いも明るい。メジャーに近いです」

 芝の張り替えに土の入れ替えと、リニューアルした本拠地で、手応えを手にした。新球のチェンジアップや、本格習得を狙うカーブ。中でも「いろんな選択肢があれば、自分を楽にしてくれる」と、右打者の内角にカットボールを数多く投げた。

 昨季の被打率は対右打者が・227、対左打者は・277。ただ、ヤクルト・山田には、8月11日の対戦で内角高めツーシームを被弾するなど、20打数10安打と苦手にした。年末に「やられたらやり返す」と話しており、対山田用の新球と言える。今後は6日の西武とのオープン戦に先発予定。20年目シーズンへ、調整に狂いはなさそうだ。

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