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大瀬良「20勝」マエケンからノルマ

 前田(右)にうどんを食べさせてもらうも…。いたずらされて熱さに顔をゆがめる大瀬良(撮影・飯室逸平)
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 広島の前田健太投手(27)が28日、来季先発に再転向する大瀬良大地投手(24)に、エース道を伝授した。この日は広島市内の商業施設・ゆめタウン広島で「日清のどん兵衛Presents こだわりトークショー」に2人で参加。前田自身の去就は流動的だが、チームの柱になるべき存在として大瀬良に期待。「圧倒的な数字が求められる」と飛躍を願った。

 20-の数字に会場は拍手喝采、沸きに沸いた。トークショーの終盤。来季、先発に再転向する大瀬良が、司会者から目標の数字を求められた。「昨年の数字は…」と言う右腕の横で、前田は「20勝だよ!!」と一言。大瀬良も呼応する形で上方修正した。

 「年下で言えば祐輔(野村)も、大地もやらないといけない。大地が中心なのは、分かっていることなので」

 エースは会の終了後、発言の真意を補足した。自身は24日、ポスティングシステムを利用しての米球界挑戦を球団に要望。移籍か残留か去就は未定だが、チームとして大瀬良の活躍は不可欠だ。「球は速いし体も大きい。必要なものを持っている」と素質を認めるだけに、期待も大きい。

 カギとなるのは「結果」と「自信」。技術面の向上以上に、精神面の充実を重要視した。「僕も2年目に勝たせてもらって自信が付いた。内容が悪くても、勝つことが自信につながる」。前田も08年に9勝を挙げた。この年、勝率は・818。投手心理を解説する。

 「あとは結果が欲しい。内容が悪くなくても、勝てなければ苦しい。悪循環になってしまう。勝てば成長できる。特に野手の人に勝ちを付けてもらえれば、すごく自信になる」

 質問コーナーでは、自身の去就についても語った。現状での報告は「本当にないです。すみません」と謝罪。少年の「英語は話せますか?」に「イエス」と答えて笑わせた。「決まり次第、自分の口でお伝えします」。現時点での進展はなく、そう話すにとどめた。

 夢を追いかけると同時に、チームへの愛着は変わらない。大瀬良に求める数字は自然と高くなる。「期待しています。2桁でいいかと言えばそうじゃないので。10勝は最低限。圧倒的な数字を残すことが求められる」と前田。エースへの階段を上る後輩へ、厳しくも愛のあるメッセージだ。

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