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大瀬良がバント特訓 成功率10割誓った

 広島の大瀬良大地投手(24)が14日、宮崎・日南秋季キャンプを打ち上げた。シーズン中の疲労を考慮され、ノースロー調整だった中、打撃の重要性を再認識した右腕。先発再転向が予定される来季に向け、“黒田魂”を抱いて打席に立つことを約束した。投球だけでなく、9番打者としても勝利に貢献する。

 息づかいが次第に荒くなった。大瀬良は懸命に打球を追った。ともにこの日で秋季キャンプを打ち上げる福井、野村、中崎とともに特守に取り組んだ。約50分間続いた緒方監督のノックに応えた。

 「今年1年間戦った自分の体と、向き合うことができました。トレーニング、リハビリ、治療を行って、正常な状態に戻すことを考えられました」

 今秋のキャンプ、大瀬良は首脳陣の指示で、キャッチボールを含めて投球を一切行わなかった。

 シーズン後、球団が提携する施設で筋力測定を行った際、各部位の筋力が落ち、肩関節や股関節の可動域が狭まっていた。先発で9試合、救援で42試合投げた疲労の蓄積を考慮された。

 キャンプで投球ができなかった分、バント練習、ロングティーなど、バットを握る機会が多かった。今季は6月にリリーフ転向後は必要なかったが、先発に再転向する来季は、バットでも勝利に貢献しなくてはならない。

 今季のカープ投手陣にはお手本がいる。前田と黒田だ。

 前田は今季、犠打成功率・818を誇り、打率・194。1本塁打、2二塁打を含む12安打をマーク。相手投手にとっては、侮れない9番打者だった。

 黒田は打率・064ながら、犠打成功率10割。安打は少ないが、必死に食らいつく姿が印象的だった。

 大瀬良は「(理想は)黒田さんですね。まずは自分を助けるためにも、バントをしっかりできるようにしたい」と話した。

 思い出すのは10月4日・阪神戦(甲子園)。黒田は九回途中まで投げ無失点で11勝目を挙げた。三回の打席で藤浪からファウルを重ね、13球粘り三振。大瀬良は「藤浪にジャブを打ち続けていた。あれは投手にとって厄介で嫌なこと。最低限のこと(犠打)をした上で、プラスアルファができたら」と述べた。

 今後は17日から大分・湯布院でのリハビリキャンプに参加。大瀬良は肉体を回復させ、来季への準備を進める。先発で再び輝きを放つため、マウンドでも打席でも全力を尽くす。

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