野間、新任河田コーチと二人三脚
広島の野間峻祥外野手が13日、宮崎・日南秋季キャンプで、新任の河田雄祐外野守備走塁コーチと、盗塁のスタート練習に励んだ。
チームトップ級の俊足を誇るが、今季は8盗塁にとどまったホープ。「チャンスがあればいつでもいけるようになりたい。今年の倍は盗塁したい」と盗塁数の倍増を約束。2年目の飛躍へ、来季は足をさらに前面に出していくつもりだ。
課題は1歩目を切る遅さと、トップスピードに乗るまでに時間がかかるところ。秋季練習から腰の位置を浮かせたり、踏み出す幅を変えたり試行錯誤を繰り返してきた。今季まで西武で外野守備走塁コーチを務めた河田コーチに、野間の改善を託した緒方孝市監督は「野間はまだスピードを生かし切れていない」と、期待を寄せていた。