栗原自由契約…広島退団で現役続行希望
広島は9日、栗原健太内野手(33)が今季限りで退団する、と発表した。
栗原は今季推定年俸3360万円から、野球協約で定められた減額制限(1億円以下は25%)を超える金額を提示され、自由契約を申し入れて了承された。今後は他球団での現役続行を目指す。
栗原は日大山形高から99年度ドラフト3位で入団。通算成績は1026試合出場で1082安打、153本塁打、586打点。チームの低迷期に主軸を務め、08年には打率・332、23本塁打、103打点をマークした。
12年5月に右肘骨棘(こっきょく)除去手術を受けて以降、右肘の違和感から打撃フォームを崩し低迷。14年、15年は1軍出場がなかった。ただ、右肘は昨オフに3度目の手術を行っており不安はない。「金額にかかわらず、出場機会を求め、他球団をあたってみたい」と心境を語った。