「DeNA-広島」(2日、横浜)
広島が“キクマル”で、5試合ぶりの先制点だ。
三回、菊池が8試合連続安打となる左前打で出塁。続く丸が2ボール、1ストライクからの4球目、高めに浮いた141キロシュートを狙った。左翼線を襲った打球は、1バウンドでフェンスに到達。一走の菊池は俊足を飛ばして、一気に三塁を回る。嶺井のタッチをかいくぐる好走塁で、待望の先制点を奪った。
丸は「打ったのはストレート系の球。キク(菊池)がよく走ってくれましたね」と、同級生の激走に感謝した。
だが、なおも1死三塁の好機で新井が空振り三振。飛び出した三走の丸が戻りきれずに、併殺で追加点のチャンスをつぶした。