黒田が練習再開「無理する時期じゃない」
右足首と右肩の炎症で出場選手登録を抹消されている広島・黒田博樹投手(40)が10日、マツダスタジアムで練習を再開した。ランニングなど約1時間、体を動かし、その後治療を受けた。オールスター第2戦(18日・マツダスタジアム)で復帰する見通しだ。
5月に右足首を痛めた影響で、右肩に炎症が出た。7日のDeNA戦(マツダ)に登板し、翌8日に登録を外れた。だが黒田は「マウンドに上がることは可能だったけど、チームに配慮してもらった。無理をする時期じゃない」。後半戦を見据えた積極的休養を強調した。
11日にもキャッチボールを再開する。ランニング量を増やし下半身を再強化するプランもある。「もう一度、足と肩を時間の許す限りメンテナンスしたい。後半戦に向けてしっかりと準備していきたい」と力を込めた。
復帰登板は8年ぶりにファン投票で選出された球宴。「僕はその(出場する)つもりでやっている」と意欲をみせた。