西原圧巻の今季初登板!3者連続K

 「交流戦、ソフトバンク7-2広島」(14日、ヤフオク)

 大敗の中でキラリと輝いた。プロ2年目の広島・西原が、七回に今季初登板を果たし、3者連続三振と圧巻の投球を披露した。

 六回までに11安打を放ち、7得点を挙げた12球団No.1を誇る鷹打線。だが2年目右腕はひるむことはなかった。「ビッグネームが並んでいたんですが、強い気持ちでいきました」。最初に相対したのは、4番内川だ。3-2からの6球目、内角へのカットボールで見逃し三振。全球、得意のカットボールで勝負した。続く李大浩、松田も勝負球にカットボールを選択し、空振りの三振を奪った。

 スリークオーターから13球中10球、カットボールを投じた。「真っすぐだと力が入って抜けてしまう。何が自信あるか。それを中心に配球した」。得意球を操り、2軍戦で15試合に登板して14回無失点と結果を残した。7日に1軍選手登録されブルペンで待機してきた。やっと巡ってきた登板で答えを出した。

 昨年は即戦力として期待され、開幕1軍を果たしたものの、11試合に登板し防御率6・61に終わった。大学、社会人を経ての入団で9月には27歳になる。うかうかできる年齢でもない。「やっと開幕したけど、いいときも悪いときも一喜一憂せずいきたい」。不安のある救援陣に貴重なピースが加わった。

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