黒田効果だ!マツダ年間指定席初の完売

 広島の本拠地・マツダスタジアムの2015年の年間指定席が完売したことが21日、分かった。昨年12月27日、黒田博樹投手(39)が大リーグから8年ぶりに復帰することを発表してから、売り上げが急伸。松田元オーナー(63)は「(年間指定席完売は)自分の記憶にはない」と驚いた。悲願の24年ぶり優勝へ、鯉党の期待は膨らむ一方だ。

 うれしい悲鳴だった。マツダスタジアムの年間指定席が、昨年約6300席だった販売実績を大きく上回り、約8300席がこの日までに完売。松田オーナーは83年にフロント入りして以降を振り返り「このようなこと(完売)は初めて。自分の記憶にはない」と驚いた。

 年間指定席は内野、外野に計7種類あり、価格は9万8700円から36万7500円。マツダスタジアム開場7年目での快挙は、ファンの期待の表れでもある。松田オーナーは「すごく助かる」と鯉党への感謝を口にした。

 チームは2年連続Aクラス。今年は13年ぶりに本拠地で開幕戦を迎える。年間指定席券はCSや日本シリーズ、球宴の入場券優先販売の特典もあり、昨年12月までに約7700席が売れた。

 そして昨年末に黒田が8年ぶりに復帰することが決まって以降、松田オーナーが「またどーんと来た」と話すように、売れ行きが急伸。年末から約600席が売れ、完売した。広島は昨季、主催試合で球団史上最多の190万478人を動員したが、今季は記録更新も夢ではない。

 黒田は現在、米ロサンゼルスで自主トレ中。18日からの沖縄2次キャンプで合流する予定。キャンプでも黒田フィーバーが巻き起こるかもしれない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス