大竹背信…また初回に「自分に悔しい」

 「交流戦、広島3-5ロッテ」(5日、マツダ)

 大竹よ、どうした…。粘りが身上の右腕がズルズルと失点を重ねた。広島・大竹は初回、井口に2ランを浴びると、2‐2の五回1死二塁では角中に痛恨の勝ち越し三塁打。六回にも鈴木に三塁打の後、岡田に犠飛を打たれ、追加点を許した。

 6回8安打を浴び4失点で今季3敗目(5勝)。「(井口には)勝負に行った球を完璧に打たれた。立ち上がりは絶対にゼロと思っていたけど打たれた。三者凡退が一度もない。負けた責任は僕だと思っている。自分に悔しい。チームを勝たせる投球ができなかった」と、自らを責め続けた。

 前回5月29日の日本ハム戦(マツダ)も初回に中田に3ランを浴びるなど、5回6失点KO。「点を取られても、あきらめない気持ち。絶対勝つ」と気合は入っていたが、自身から始まったチームの連敗を止めることはできなかった。

 直球は最速147キロと走っていた。だがロッテ打線は、ボールになるスライダーに手を出さず、ストライク勝負にいったところを痛打された。

 「甘い球を見逃さなかった。相手も策を練ってくる。その上をいかないといけいない。自分の投球をもう一度やるしかない」

 自身5連勝の後、連敗。大竹は危機感を募らせた。

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