早大・阿部 大学1号の特大先頭弾「体のストレスをなくして自然体で」フォーム改善で復調「最後は慶応に2連勝して終わりたい」
「東京六大学野球、早大6-1慶大」(7日、神宮球場)
1回戦1試合が行われ、早大が慶大に6-1で先勝した。阿部葉太外野手(1年、横浜)は自身公式戦初の先頭打者弾で大学1号をマーク。2安打1打点の活躍で存在感を発揮した。次戦以降に早大が勝ち点を挙げれば明大の優勝が決まり、慶大が2勝1敗に持ち込めば11日に慶大と明大の優勝決定戦が行われる。
軽く振り抜いた打球はあっという間にスタンドに吸い込まれた。リーグ戦1号はバックスクリーン右への特大弾。阿部は「これだけの観客、OBの方々の前で打つことができたのですごい良かった」と白い歯を見せた。
秋季リーグ戦は好スタートを切ったが、中盤から伸び悩んだ。10月18日の立大戦は無安打に終わり、「最後の試合が終われば冬に入る。どんなスポーツにおいても構えが大事。ここで1回変えてみるしかない」と約2週間で金森栄治助監督とフォームを改善。「体のストレスをなくして自然体で」とゆったりした構えを心がけ、リーグ戦22試合目で結果を出した。
今季限りの退任を表明した小宮山悟監督(61)からは「よくやった」と言葉をもらい、阿部は「最後は慶応に2連勝して終わりたい」と力を込めた。
◆阿部 葉太(あべ・ようた)2007年8月6日生まれ、19歳。愛知県出身。180センチ、85キロ。右投げ左打ち。田原市立東部小2年から田原東部スポーツ少年団で野球を始める。田原市立東部中では愛知豊橋ボーイズに所属し、主に三塁手と遊撃手を務める。横浜では1年夏からベンチ入り。2年5月から主将を務め、3年春のセンバツで優勝、夏の甲子園ベスト8。50メートル走5秒9、遠投100メートル。憧れの選手は大谷翔平。
