ソフトバンク・栗原 九回CS突破王手サヨナラ満弾「燃える…、燃える以上の緊張があった」 小久保監督も最敬礼

 「CSパ・ファイナルS・第2戦 ソフトバンク6-2日本ハム」(15日、みずほペイペイドーム)

 「2026 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ(S)第2戦が行われ、ソフトバンクは4番・栗原陵矢内野手(30)の劇的な満塁アーチで2連勝。アドバンテージ2勝を含めて通算成績を4勝とした。16日の第3戦で勝つか引き分ければ、3年連続の日本シリーズ進出が決まる。

 ドラマチックに決めた。本拠地のヒーローインタビューで大歓声を一身に浴びた栗原は「気持ちいいですね」と満面の笑み。CS突破へ王手をかけるサヨナラ満塁アーチ。あまりにも劇的な4番の一発だった。

 心臓バクバクだ。2-2の同点で迎えた九回。前を打つ近藤が申告敬遠で歩かされて迎えた1死満塁の大チャンス。「燃える…、燃える以上の緊張があった」。福島がカウント1-1から投じてきた高め直球に反応。軽打を心がけた打球は右中間テラス席へ飛び込んだ。「(ダイヤモンドを)ゆっくりと走って、みんなが来る時間をつくった」。チームメートが本塁付近に集まる時間を計算しながらプロ初のサヨナラ弾の余韻に浸った。

 責任を感じていた。「もっと早く自分がチャンスで打てていれば」。初回の得点機は凡退。今季40本塁打、118打点で2冠王の男は今シリーズに入り、思うような打撃ができずにいた。練習ではバットを振る量を増やし工夫を重ねた。そんな4番の働きに小久保監督も「あそこで決めるのはさすが」と最敬礼だ。

 これでアドバンテージ2勝を含め4勝。3年連続日本シリーズ進出へあと1勝だ。「明日、決めたい」と栗原。歩みは止めない。一気に決める。

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