今秋ドラフト上位候補の近大・宮原 中継ぎで登板5回7K1失点「前よりはうまいこと投げられた」 阪神スカウト陣5人態勢
「関西学生野球、関大5-4近大」(6日、ほっともっとフィールド神戸)
第5節の3回戦1試合が行われ、関大が近大を5-4で下し、勝ち点を4に伸ばした。今秋ドラフト上位候補の近大・宮原廉投手(4年・崇徳)は五回から登板し、5回3安打7奪三振1失点。5人態勢の阪神を含めたNPB5球団のスカウト陣にアピールした。同じくドラフト上位候補の関大・米沢友翔投手(4年・金沢)は4回1/3を2失点(自責1)だった。関大は次節の立命大戦で勝ち点を獲得すれば2季連続の優勝が決定。近大は優勝の可能性が消滅した。
中継ぎでの登板でも、落ち着いた投球を見せた。負ければ優勝の可能性が消滅する大事な一戦。しかし、前日に松丸文政監督(46)からは先発ではないことを告げられた。「先発だと思ってやっていたので少しびっくりした」というが、いつでもいけるように準備を整え、この日のマウンドに臨んだ。
出番は五回からだった。2者連続空振り三振の立ち上がりを見せたが、その後は四球、死球と乱れた。それでも次の打者は空振り三振に。「いい力感で入れた」と振り返った。七回は四死球が絡み失点したが、八回、九回は三者凡退に。5回1失点の投球に、「前回より変化球でカウントが取れた。フォアボールやデッドボールはあったんですけど、前よりはうまいこと投げられた」と納得顔を浮かべた。
この日はNPB5球団のスカウト陣が視察に訪れ、阪神は畑山統括スカウトを含む5人態勢と注目度は高い。その中でアピールに成功したが、「そこまでドラフトに関しては意識せず、チームのために腕を振ろうという気持ちで今やっています」と淡々。惜しくも敗れ、優勝の可能性は消滅したが、最後まで全力を尽くしていく。
◆宮原 廉(みやはら・れん)2005年1月24日生まれ、21歳。広島市出身。182センチ、88キロ。右投げ右打ち、投手。小学1年から地域の野球教室で野球を始め、小学4年からは山本少年野球クラブに所属。祇園中時代は軟式野球チームの広島サンズでプレー。崇徳では1年夏からベンチ入り。甲子園出場経験なし。近大では1年秋からベンチ入り。3年秋、4年春にベストナイン。
