今秋ドラフト候補に12球団29人スカウト来た 大経大・常深が七回途中1失点 アクシデントにも高い対応力披露
「関西六大学野球、大経大6-3龍谷大」(22日、わかさスタジアム京都)
第3節の1回戦2試合が行われ大経大、大商大が先勝した。大経大は今秋ドラフト候補の常深颯太投手(4年・明石商)が先発し、七回途中5安打7奪三振で龍谷大を1失点に抑える好投を見せた。試合は6-3で勝利。大商大は京産大に12-5で快勝した。
常深はアクシデントにも高い対応力を見せた。順調な立ち上がりから、三回に入る前の投球練習で左足のふくらはぎをつった。それでも続投し、「初回は最後真っすぐで、インコース勝負していたんですけど、(足をつってからは)ストレートの威力がなかったので、変化球で打ち取った」と投球スタイルを変更。三回2死一、三塁のピンチでも中飛に打ち取って切り抜け、先制点を与えなかった。
ただ、4点リードの六回に押し出し死球で1失点し、七回2死三塁となったところで交代を告げられた。それでも万全ではない中で6回2/3を5安打1失点と試合を作った。ネット裏にはNPB12球団29人のスカウト陣が訪れ、阪神は畑山統括スカウトを含めた5人態勢で視察した。
DeNAの藤田スカウトは「ベース板での強さがあってファウルや空振りを取れている。無駄球が少なく、力任せにならず投げられているところが成長している」と評価した。常深はアピールのシーズンと捉えながらも、「チームが勝てば結果もついてくる」とエースとしての責任感をにじませた。
◆常深 颯大(つねみ・そうた)2004年7月19日生まれ、22歳。179センチ、80キロ。左投げ左打ち、投手。兵庫県小野市出身。小学1年から小野東スポーツ少年団で野球を始め、小野中時代は兵庫加古川ヤングでプレー。明石商では2年秋から背番号1。大経大では1年春からリーグ戦に登板。
