151キロ右腕・柿本 NPB11球団スカウトの前で8回1失点 パナソニック3年ぶり日本選手権に王手
「社会人野球日本選手権・近畿地区最終予選、パナソニック5-1三菱重工West」(21日、わかさスタジアム京都)
今大会限りで休部するパナソニックが三菱重工Westに5-1で勝利し、3年ぶりの本大会出場に王手をかけた。今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕、柿本晟弥投手(24)が先発し、8回3安打1失点の好投。視察に訪れたNPB11球団のスカウト陣にアピールした。
柿本はエースらしく、チームの思いを背負って懸命に腕を振った。初回は2死から安打を浴びたが、「試合前から調子は悪くなかった」と先制点は与えず。150キロもマークした。
二回から六回まで無安打無四死球と圧巻の投球。七回に先制適時打を許したが直後に味方が逆転。八回を三者凡退としてマウンドを降りた。「完封したかった」と悔しさも残るが、「ストライク先行でいけていたのは良かった」とうなずいた。
NPB11球団のスカウト陣も視察に訪れ、熱視線を送った。巨人の岸スカウトは「右バッターのインサイドに投げられて、落ち球も精度が上がっている。非常に内容が良く、即戦力で楽しみな投手」などと評価した。柿本は東洋大4年時に指名漏れを経験したが、「2年前よりは自信がある」と力強く話した。
◆柿本 晟弥(かきもと・せいや)2002年5月9日生まれ、24歳。兵庫県赤穂市出身。183センチ、80キロ。右投げ右打ち、投手。小学2年から赤穂野球少年団で野球を始め、赤穂中時代は龍野ボーイズでプレー。東洋大姫路では1年夏に背番号19でベンチ入り。2年秋から背番号1。東洋大では1年秋に2部リーグでリーグ戦初出場。50メートル走6秒5、遠投110メートル。球種はスライダー、カットボール、カーブ、フォーク、ツーシーム。最速151キロ。
