青学大 今秋ドラ1候補バッテリー「鈴木-渡部」に7球団熱視線 渡部2号3ラン、鈴木0封2勝目
「東都大学野球、青学大8-2東洋大」(18日、神宮球場)
第2週の1回戦3試合が行われ、青学大は8-2で東洋大に快勝した。渡部海捕手(4年・智弁和歌山)は今秋リーグ戦2号3ランを放ち、鈴木泰成投手(4年・東海大菅生)は7回途中1失点で同2勝目を挙げた。バックネット裏にはNPB7球団が集結し、楽天は吉井理人監督(61)と石井一久GM(53)が視察。今秋ドラフト1位候補のバッテリーが攻守に活躍を見せた。亜大は立正大に6-0で完封勝ちし、国学院大は中大に6-1で先勝した。
“最強バッテリー”が猛アピールだ。熱い視線が送られる中、先発の鈴木は三回まで無安打無失点で6回1/3を7安打1失点で2勝目。渡部は七回2死一、二塁から内角のフォークを左翼席へ運び、「打った瞬間、いったかなって」と今秋リーグ戦2号となる3ランを放って3安打の活躍。攻守で実力を発揮した。
開幕戦で渡部はリーグ通算10号を記録し、鈴木は8回途中を2失点で初勝利を挙げたが、入学後、初めて開幕カードを落とした。雪辱の思いで、渡部は打撃で始動を早くしてタイミングを取ることを意識し、「対応力はいい感じにできてきているかな」と手応え十分。鈴木は「ここから連勝するだけだと思う。一戦一戦、全員で頑張りたい」と心を奮い立たせた。
複数のスカウトが視察に訪れ、楽天は吉井監督と石井GMが足を運んだ。部坂スカウトは「(鈴木は)ドラフト1位じゃないと取れないと思う。完成形だね。(渡部は)総合力がある」と絶賛。DeNA・稲嶺スカウトは「(鈴木は)ストレートが一番の魅力」、巨人・榑松スカウトディレクターも「(渡部は)ゲームを支配している。経験もあって落ち着いて見ていられる」と評価した。
鈴木が「27球で完投するくらい、直球で抑える」と話せば、渡部は「まだまだ引き出していい投球をできたら」と闘志。リーグ王者奪還と1カ月後に迫るドラフト会議へ、“黄金コンビ”が駆け抜ける。
