横浜・織田翔希は沈痛な表情 渡辺元智さん死去に沈痛 名将は「逸材」として期待 昨年センバツ決勝前日には「周りを見るように」と助言受ける 練習前に黙とう
高校野球の強豪、横浜の監督として甲子園通算51勝、春夏5度の優勝を遂げた渡辺元智さんが死去したことが17日、明らかになった。81歳だった。
全国高校野球選手権で8強まで勝ち進んでいる横浜はこの日、大阪市内で18日の準々決勝・花巻東戦に向けて調整した。練習前には村田浩明監督が選手に訃報を伝え、黙祷を捧げた。監督が選手全員をグラウンドに集め、しばらくの間、言葉をかけた。その後、全員がホームベースの方を向き、黙とうをささげた。
村田監督は渡辺氏の教え子で、2年生だった2003年の選抜大会では準優勝を経験。師弟関係は変わらず続いていた。この日の取材では、神妙な面持ちで「いろいろあって…。全然野球とは別件の話で。今はお話しできない」と話すにとどめていた。織田翔希投手(3年)は「ここでは言えない」と沈痛な表情を見せた。
織田は松坂大輔を指導した名将から「逸材」と期待を掛けられていた。
2025年センバツ決勝の前日だった3月29日の練習では、渡辺さんから個別に声を掛けられて指導を受けている。当時の織田は「視野が狭くなることがあるから周りを見るように」と助言をもらったことを明かし、「自分が勝利に貢献できる投球を」と決意を新たにしていた。
そして、翌30日の決勝・智弁和歌山戦では先発し、6回途中3安打1失点の好投で優勝に貢献した。
