履正社「圧倒的日本一」後輩に託す 前回出場23年に続き3回戦敗退、7年ぶり8強入りならず
「全国高校野球選手権・3回戦、三重5-2履正社」(15日、甲子園球場)
「圧倒的日本一」の目標は達成できなかった。履正社(大阪)が前回出場の2023年に続いて3回戦で敗退。7年ぶりの8強入りを果たせなかった。
先発した上山篤慶投手(2年)は初回に2四球と単打で無死満塁を背負い、捕手の三塁へのけん制悪送球で先制点を献上。1回2/3を5失点で降板し、「調子が悪く、冷静に投げられなかった」とうなだれた。
打線は七回に2点を返したが、多田晃監督(48)は「前半の失点が響いてしまった。三重高校さんは落ち着いてプレーされていて見習う点が多かった」と振り返った。
辻竜乃介主将(3年)の目に涙はなかった。「集大成を自分たちなりに見せられたんじゃないか。最高な経験ができた」と語った。三回途中から登板し、5回1/3を無失点に抑えたエース・木村颯投手(3年)も「夢見てきた甲子園で、ワクワクする経験だった」と充実の表情。「圧倒的日本一」の夢は、後輩たちに託す。
