ヤクルト・奥川 連敗「7」で止めた!今季2度目完封で3位死守 池山監督破顔「頼もしい投球だった」
「巨人0-1ヤクルト」(7日、東京ドーム)
久しぶりに、たくさんの笑顔が広がった。やっと暗く長いトンネルから抜け出した。連敗を7でストップさせた瞬間、ヤクルト・池山監督は何度も白い歯を見せ喜びに浸った。「ありがとうございます!」。ベンチ裏では今季2度目の完封勝利を挙げた奥川に感謝の思いを直接、伝えた。
大型連敗中の極限状態で右腕が躍動した。直球が走り変化球がさえ相手打線を圧倒。2安打に抑え5勝目をマークした奥川は「何とか1点を守り切ろうという気持ちでした」と笑顔。池山監督は「すごく頼もしい投球だった」と絶賛した。
1軍監督就任当初から先発の軸候補として「しっかりしていかないといけない」と期待を寄せてきた。今季は先発ローテの一角として腕を振り、前半戦最後の登板となった7月22日・中日戦(神宮)でも連敗を7で止めた。成長した右腕を評価し、後半戦の“開幕投手”にも指名。勝負どころで期待の男がまたチームを救った。
試合前。将はナインに「“今日1日元気に”と改めて伝えさせてもらった」とゲキを飛ばしたことを明かした。これまで通り前向きに、一戦必勝の心構えで戦うことの重要性を強調した。「一生懸命やってくれている中での勝敗。連敗はしましたけど、今度は連勝が続くようにあした、いい準備をしたい」。大失速も糧にし、池山ヤクルトが逆襲をスタートさせる。
