尼崎西が兵庫開幕星 先制二塁打の主将・森田が強肩・好打でけん引

チームをけん引した尼崎西・森田(右)=撮影・中野裕美子
二回、尼崎西・森田の適時二塁打で先制のホームを踏む吉村(左)=撮影・中野裕美子
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 「高校野球兵庫大会・1回戦、尼崎西2-1神戸」(4日・明石トーカロ)

 尼崎西が神戸に競り勝ち、兵庫大会の初戦突破一番乗りを果たした。二回、1死二塁から主将の森田実徳捕手(3年)が右中間へ先制二塁打。五回に追い付かれたが、八回に吉村瑠偉内野手(3年)が決勝打を放った。

 2投手をリードし、七回1死では一塁走者の二盗を刺すなど攻守でけん引した森田は「開幕戦で序盤はみんな硬くなっていたが、打って点を取れてよかった。(二塁打は)高めを意識していて、甘いところに来たのを狙い通り打てた」と笑顔をはじけさせた。

 1年冬から特訓を積んできた二塁送球は、1・8秒を出したことがあるという。「キャッチングは(阪神の)坂本選手、スローイングは(巨人の)甲斐選手を目標にしている」と肩の強さが持ち味だ。冬場のウエートトレーニングで鍛えた179センチ、80キロの堂々とした体格。西谷佳晃監督は「吸収しようという意識が強く、みんなをよくまとめてくれる。私の分身のように、要望をチームに落とし込むことができる」と信頼を置く。

 中日・清水スカウトは「初見だが、体格はあるし肩も強い。大学で磨きがかかれば、上でも十分やれる」と、公立の逸材を評価していた。

 過去の甲子園出場は1969年センバツの1度だけだが、当時ベスト8入りした。今大会は2回戦で市尼崎と“ご近所対決”する。森田は「みんなで市尼崎に勝つことを目標にしてきたので頑張りたい」と力を込めた。

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