楽天・マエケン 荘司に伝えた“エースの心得” 開幕投手への考え方「経験すると自覚が芽生える。そういう選手がやるべき」
「楽天2-0西武」(25日、楽天モバイル最強パーク)
楽天の前田健太投手が、広島時代2015年10月2日の中日戦以来3919日ぶりのNPB勝利をあげた。
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初めて開幕投手を務めた荘司が、開幕戦今季初勝利を飾った。その翌日に「マエケンさんから『すげーな』と言ってもらえました」とうれしそうに話していたことが印象に残っている。
昨年12月、前田健は入団会見で「開幕投手を経験すると自覚が芽生えるとか、責任感が生まれたりする。そういう選手がやるべき」と、未来を担う若手がやるべきと主張していた。同じ言葉は開幕前に荘司にも伝えた。受け継ぐべき“エースの心得”だった。
「いろんなことを経験してきたので、体験談を交えながら伝えることができるかなと思います」と代えがたい球歴をチームに還元する思いを話していた。荘司は開幕戦翌日には「『悪く言われ出したら一流だよ、褒められなくなったら。そうなれるように頑張れ』と言われました」と金言を脳裏に焼き付けた。
退団した三木前監督も、その存在感を語っていた。「先発する日の動きにしても、普段からの振る舞いにしても、若い選手たちは、背中とかそういう姿で学ぶ。数字以外のところで貢献してくれている。彼がファームで若い選手に与える影響というのも、素晴らしいものがある。それはチームにとってすごく大きい」。これまで勝利という形で貢献できなかったが、勝敗以外でもチームへの強い影響力があった。
荘司に投手陣の雰囲気の変化を聞くと「すごくあります」と“マエケン効果”に目を輝かせる。「今までいた先輩たちとはまた違うアプローチというか。“一緒にやっていく”という感じがありますね」。その存在がチームに有形無形の影響を与えている。(デイリスポーツ楽天担当・鈴木創太)
