巨人・田中瑛「投げたい」嘆きの雨 20試合連続無失点中も制球面での課題「試合で取り戻したい」

 「広島(雨天中止)巨人」(24日、マツダスタジアム)

 今季、既に28試合に登板しているタフネス右腕にとって、これは恵みの雨か-。巨人の田中瑛斗投手(26)が24日、広島戦(マツダ)の雨天中止を受けての答えは意外なものだった。「体も悪いところがない。投げられる時に投げたい気持ちは強いです」。20試合連続無失点中でも改善点に目を向け、突き進む。

 防御率0・38。圧倒的な安定感で勝利の方程式の一角を担うが、「運的要素が強い。去年より満足している球を投げられていないので」と唇をかむ。制球面での課題を感じ、良かった時の投球フォームを見直すなど修正段階。「試合レベルの出力になるとなかなか難しい。試合で取り戻したい。チームも調子がいいので、そういう時期に早く投げたいですね」と正念場の夏までに取り戻したい感覚が確かにある。

 また同率首位に並ぶ阪神には5試合投げて、いまだ無失点中。2年ぶりの覇権奪還を目指すチームにとって、避けては通れない昨季の王者へも好相性を誇る。「去年は後先見ずにがむしゃらにやってきた。今年は一喜一憂しすぎない。1年間同じメンタルでずっといきたい」。雨雲の向こうに見るのは目先の無失点記録ではない。嘆き雨も、次のマウンドを見据える。

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