楽天 森井球団社長「数字を決めていたわけではない。私の責任」三木肇監督の電撃休養で取材対応「昨晩遅くまで話し合った」塩川監督代行には「あくまで代行」

 楽天の森井誠之球団社長が10日、楽天モバイル最強パーク宮城で、休養を発表した三木肇監督について取材に対応した。

 球団は球団との双方協議によって退任が決定したと発表していた。その上で森井社長は「三木監督と話して、その中で休養を決断させていただきました。三木監督には多大な貢献をいただきました。いろいろ思い出はありますけど、球団に残していただいた功績は計り知れないと思います。残り85試合、まだ諦めない。そのつもりで1試合でも多くファンの方に前向きな新しい戦いを見せていきたいと思います」と話した。

 このタイミングでの決断ついては「何か数字を決めていたわけではないんですけど。現状チーム状況がよくない中で、戦っていただいたんですけど、その中で昨晩遅くまで話し合った結果です。双方合意です」とし、「監督だけの責任ではないです。1年間通して走り切らせてあげられなかったのは私の責任です。ですが、今チームを前向きに動かしていく中で、こういう1つの目の決断という形になります。1年間させられなかったのは、私の責任です」と話した。

 また三木監督との話し合いの内容について問われると、詳細については明かさなかったが、「やっぱり結果を出せなかったら申し訳ない。新しい方向になってくれることを願っている」という言葉があったという。

 10日・巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが監督代行として指揮を執ると発表していた。塩川監督代行については「あくまでも代行。今の段階で先のことは言わずに、まずは代行に全力で努めていただきたい」とした。

 三木監督は2019年から楽天2軍監督を務め、20年に1軍監督に昇格。21年から再び2軍監督となり、昨季から再び1軍監督を務めていた。

 復帰1年目となった昨季は67勝74敗2分けで4位。今季は4月18日には今季最多の貯金4としていた。

 しかし、4月末から急失速してしまう。2度の6連敗、2度の5連敗を喫し、ここまで58試合で21勝36敗1分。9日・巨人戦で4連敗となり、今季ワーストの借金15となっていた。首位・西武とは14・5ゲーム差で、5位・ロッテとも7ゲーム差の最下位に沈んでいた。

 楽天は4日のDeNA戦(横浜)では7点差からの逆転負けを喫し、5日には小野寺投手コーチを1軍から2軍へ、青山投手コーチを2軍から1軍へ配置転換していた。

 それでも浮上の兆しが見えず。2021年の3位を最後にBクラスが続いている球団は、さらなるテコ入れに踏み切った。

 ◇三木 肇(みき・はじめ)1977年4月25日、大阪市出身。49歳。上宮から1995年度ドラフト1位でヤクルト入団。2008年に日本ハムに移籍し、同年現役引退。日本ハム、ヤクルトでコーチなどを歴任。2019年から楽天2軍監督を務め、20年に1軍監督。21年から再び2軍監督となり、昨季から再び1軍監督に就任。

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