劇的代打逆転満塁弾の巨人・丸「長嶋さんが打たせてくれたホームラン。そう信じてる」一周忌に捧げる会心の一撃 ホームランボールには「僕が持って帰るのも恐れ多いのでみんなと相談」
「巨人5-4オリックス」(3日、東京ドーム)
巨人が劇的な逆転勝ちで2連勝。肺炎のため昨年、89歳で死去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の一周忌にあたり「FOR3VER 6.3~長嶋茂雄~」として開催された一戦を白星で飾った。3点を追う八回にドラマが生まれた。八回1死満塁。代打・丸が椋木から完璧に捉えた打球は、右翼スタンドに消えた。2号グランドスラムで5-4とし、スタンドは大歓声に包まれた。広島から巨人にFA移籍する際、同じ千葉出身のミスターから背中を押された男が、劇的な一打を放った。
ヒーローインタビューに立った丸はインタビュアーから「これは現実ですよね?」と問われると「たぶんそうだと思います」と笑顔。「本当に最後まで1人も諦めることなく臨んでいた試合。みんながつないでくれたので、僕もつないでと思っていた。最高の結果になってよかった」とうなずいた。長嶋さんへの思いを聞かれ「本当に今日の試合を天国から『諦めるな』と僕たちにずっと言ってくださっていたと思う。本当に諦めない試合をみせることができてよかった。本当に長嶋さんが打たせてくれたホームラン。僕はそう信じてる。感謝したい」と、言葉をかみしめた。「雲の上の存在の方。ジャイアンツにきた時にたくさん指導をいただきましたし、その一言一言が僕の大きな財産」と言葉を紡ぎ、インタビュー中に届いたホームランボールについては「どうしたらいいですかね?僕が持って帰るのも恐れ多いので、みんなと相談したい」と語った。
