ロッテ・井上「結構完璧」待望の移籍1号マエケン撃ち 阪神から現ドラ加入後初スタメン、585日ぶり安打&本塁打
「ロッテ5-3楽天」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
懐かしい感触だった。四回、同点として迎えたロッテ・井上の第2打席。前田健から放った一打は大きな弧を描いて左翼席に達した。「結構完璧だったので。自分らしい打球が出たかなと思います」と決勝弾に胸を張った。
この日は「スーパーマリオブラザーズ40周年×プロ野球12球団」の記念試合として開催。心地よい大歓声の中、ダイヤモンドを一周。ベンチ前で仲間とタッチを交わすと“マリオジャンプ”も披露して喜びを表現した。
阪神から現役ドラフトで加入して初スタメン。24年9月21日のDeNA戦(横浜)以来585日ぶりの安打&本塁打だった。前田健とは21日にファームで対戦。左前打を放っていた。「イメージは持ちながら打席に立てました」。頭にあったスライダーの軌道。追い込まれながらジャストミートした。
3月14日の西武とのオープン戦(ゾゾ)以降、24年に取り組んだノーステップ打法に戻した。平良から2打席連続三振を喫したのがきっかけ。クイックの速い投手、球速の速い投手にタイミングを合わせる狙いがあった。「ノーステップだからといって飛距離が落ちるかと言われたら、僕の場合変わらない」。移籍後初アーチで実証した。
お立ち台では「“コーディー”って呼んでください」と自己紹介。大観衆から一斉に「コーディー!」と呼ばれて笑顔がはじけた。「長打が出たっていうのは一つ自信にもなる。継続していきたい」。この日、新たなタテジマの一員になった。
