DeNA・相川監督「涙が出そうになった」 苦節8年目でプロ初打点の勝又に「室内で1人で打っていた。そういう姿をずっと見てきた」と感慨

7回、本塁打を放った宮下(34)を迎える相川監督(右)=撮影・石井剣太郎
7回、勝又が左翼線に同点二塁打を放つ
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 「DeNA-広島」(12日、横浜スタジアム)

 DeNA・勝又温史外野手(25)が1点を追う七回2死二塁、左翼線ギリギリにしぶとく落とす同点の適時二塁打。これがプロ初打点となった。

 2018年度ドラフト4位で日大鶴ケ丘(東京)から投手として入団するも、21年オフに戦力外通告を受け育成契約。野手に転向し、23年オフに再び支配下に復帰した苦労人だ。

 相川亮二監督(49)は試合後、会見場に現れるや、自ら口を開き「勝又のヒットで涙が出そうになりました。こみ上げてくるものがあった」としみじみ。「例えば、こそっと6時、7時ぐらいに室内(練習場)に行ったら彼が1人で打っていたり、そういう姿をずっと見てきた。報われたなと」と陰の努力を見てきたからこそ、執念の一打に感慨を込めて喜んだ。

 テレビのインタビューでも、「あのしぶとさ、あの打撃というのが、本当に勝又らしい。食らいついていく姿、あれこそが勝又」と称賛。「まだ1本ですけども、これからももっと打ってくれるんじゃないですかね」とうなずいていた。

 勝又はキャンプは1軍スタートしたが、開幕は2軍で迎えた。しかし、ビシエド、梶原のインフルエンザ感染により、感染症特例措置の代替選手として11日にドラフト3位・宮下(東洋大)とともに1軍昇格。この日はスタメン出場し、自らの生き様を表すような泥くさい安打で、チームを勝利に導いた。勝又は「決してきれいなヒットではなかったですが、気持ちと根性で打った。野球の神様が見ていてくれたのかな」と喜びを噛みしめた。

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