「周りが話しかけてこなくなったんで」 七回1死まで完全投球のヤクルト・高梨 ベンチの様子を明かす 快挙達成逃すも「チームが勝つのが一番。本当に良かった」
「巨人0-2ヤクルト」(12日、東京ドーム)
ヤクルト先発の高梨裕稔投手が7回1安打無失点の好投で今季初勝利を挙げた。
立ち上がりから巨人打線に的を絞らせず、打者が2巡した六回を終えても1人の走者も出さない快投。七回1死で中山に中前打を浴びて、完全試合が阻止されると、マウンド上で苦笑いを浮かべた。
それでもこの回は後続を断ってガッツポーズ。2番手の増居にマウンドを譲った。
試合後、ヒーローインタビューで高梨は「どの球種もしっかり使えたので、そこは良かったのかな」と自身の投球を分析。完全試合への意識はあったかと問われると「周りの人が話しかけてこなくなったんで。逆に僕はずっと意識してやってました。五回くらいからずっと意識してやってました」と振り返った。
ヒットを打たれた後の笑みについては「いつか打たれるかなと思ってたので。苦笑いというか、そんな感じでした」と説明。惜しくも快挙達成はならず7回無失点、85球での降板となったが「本当にいいピッチングができたと思うので。チームが勝ちましたし、それが一番なので本当によかったと思います」と胸を張った。
