リーグ優勝したチームの開幕連敗最長は?【プロ野球記録企画】

 デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回はリーグ優勝したチームの開幕連敗を取り上げる。

  ◇  ◇

 Q…リーグ優勝したチームの開幕連敗最長は?

 A…1960年大洋(現DeNA)の6連敗

 三原脩監督が「魔術師」の異名を決定的にしたのがこの年だった。

 知将は巨人を追われ、福岡へと流れた過去があった。西鉄(現西武)を率いて56年から3年連続でパ・リーグを制し、日本シリーズでは全年で古巣を倒した。59年限りで退団し、大洋へと招かれた。

 前年まで6年連続最下位という、お荷物球団である。負け犬根性が染みついたチームを立て直せるか、誰もが疑問に思っていた。

 4月2日の開幕戦で、いきなり暗雲が垂れ込めた。エース・秋山登の頭に練習中、中日の牧野茂コーチが手を滑らせたノックバットが直撃したのだ。開幕戦からチームは6連敗。名将を招いても、駄目なものは駄目か-。チーム内外にそんな空気が漂う。

 危機に陥った三原監督はここから、矢継ぎ早に手を打ってゆく。近鉄からトレードで鈴木武を獲得し、近藤昭仁と二遊間を形成し内野を引き締めた。また戦列に戻った秋山、鈴木隆、権藤正利と投手陣も整備された。8月11日・阪神戦では、弱冠20歳の島田源太郎が完全試合を達成と、士気は一気に高まった。

 そして10月2日。阪神戦試合中に巨人敗れるの一報が入り、大洋の初優勝が決まった。余勢を駆って迎えた臨んだ日本シリーズでは、圧倒的な攻撃力を擁する大毎(現ロッテ)をすべて1点差で破り、4連勝で日本一に上り詰めたのだった。

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