楽天・マエケン 圧投0封 6回1安打18人斬りで二塁踏ませず「最高でした」

 「オープン戦、西武0-0楽天」(17日、ベルーナドーム)

 圧巻の投球だった。楽天・前田健太投手が6回1安打無失点。今季最速の152キロは昨季記録した21年のトミー・ジョン手術以降の最速タイ。チェンジアップを決め球に6奪三振、無四球。開口一番「最高でした」と笑顔を見せた。

 四回までパーフェクト。五回、先頭打者に安打を浴び唯一の走者を許したが、次打者を併殺に打ち取った。7日のDeNA戦(静岡)では3回1/3を73球要したが、この日は6回71球と課題も修正。「イニング重ねる感覚っていうのもしっかりできたので、準備としてやるべきことは全てできた」と納得の表情だ。

 気温12度。体感温度はさらに寒く、ファンの多くは防寒着を着用する。その中で半袖アンダーシャツで投げ抜き「あんまり寒くなかった」。「(気温が)2桁あれば別に。デトロイトとミネソタだったら普通に開幕マイナスとかあるんで」と笑い飛ばした。

 三木監督は「マウンドで前田健太の世界観があるのが素晴らしい」と絶賛。ローテ入りには「入ってもらいたいですよね」、登板日も「そうやな、どうかな」とはぐらかしたが、ちょうど2週間後がホーム開幕戦。登板の可能性も浮上する。

 米球界ではやらないイニング間のキャッチボールも行った。「寒いんで体も固まりますしね」と寒さ対策もキッチリ。「これから仙台でプレーするので寒い環境で投げておくことは大事かなと思います」。11年ぶりの日本球界復帰へ、予行演習は完了した。

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