NPB 1リーグ3地区制で再編のファーム 日本一は各地区Vチームとワイルドカード4球団のファーム日本選手権で決定

 今季から1リーグ3地区制の「ファーム・リーグ」としてスタートする2026年度のファーム(2軍)試合日程が22日、NPBから発表された。各球団が135~140試合を行い、各地区の優勝チームと2位チームで一番勝率の高いチームを加えた4球団で、ファーム日本選手権を戦い、日本一を決定する。

 NPBの新たな挑戦が始まる。昨年まで2軍はイースタン8球団とウエスタン6球団の2リーグ制で運営されていたが、1リーグとして再編。東地区は日本ハム、ロッテ、ヤクルト、楽天、オイシックスの5球団、中地区は中日、横浜、巨人、西武、くふうの5球団、西地区は阪神、オリックス、広島、ソフトバンクの4球団となる。対戦カードが単調にならないよう、通年を通して各チームに地区外の対戦(交流戦)が3割ほど組まれている。

 試合形式としては、地区ごとで勝率によって優勝チームを決定。3地区の優勝チームに、各地区の2位チームの中で一番勝率が高いチームをワイルドカードとして加えて、4球団でファーム日本選手権を開催して準決勝、決勝を行う。

 従来の各部門タイトルは継続される。投手、打者に対して現在規定されている各賞を各地区ごとに表彰することで、選手のモチベーションアップにつなげる。

 次世代ヒーローが集結してウエスタン選抜とイースタン選抜が対戦していたフレッシュオールスターゲームは、今年に関してはセ・リーグ対パ・リーグとして開催する。

 ファームでは24年から新潟のオイシックスがイースタンに、静岡のくふうがウエスタンに新規参入。2リーグ14球団で構成されていた。野球振興を念頭に裾野を拡大したが、開催地が広域に分散したことで、移動経費の増加や、移動に伴う練習時間の確保などが課題となり、再編が進められていた。

 1リーグ3地区制という新たな枠組みを採り入れて、これまでにない新たな対戦カードの実施や、本拠地球場周辺の地方試合も増やして、新たなファン獲得、興業性、事業収益性の向上も目指していく。

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