立命大のドラフト上位候補左腕・有馬は読書好き「図書館にこもっています」元メジャーリーガーの助言「すごいパフォーマンスよくなった」
立命大の最速151キロ左腕、有馬伽久(がく)投手(3年・愛工大名電)は昨秋の明治神宮大会で10者連続奪三振をマークし、大会新記録を樹立。今秋ドラフト上位候補の一人だ。
有馬について、立命大の片山正之監督(69)は「取り組み姿勢がいい。一人で黙々と練習している」と明かす。チームの目標「日本一」と個人の目標「ドラフト1位指名」に向けて野球に没頭する日々を送る有馬だが、意外な息抜きがある。「読書をしています」。
秋季リーグ戦では8試合に投げ、3勝2敗、防御率3・40と思うような成績を残せなかった。「リーグ戦が全然ダメで。OBの長谷川さんから、その時はメンタル面のことだったんですけど、『こういう本を読んだらどう?』って勧められて」。
オリックス、米エンゼルスなどで投手として活躍した立命大OB・長谷川滋利氏(57)の助言がきっかけとなった。そこから読書に興味を持つように。「本を読んで、そこから、すごいパフォーマンスも良くなったし、知識としても本を読むことはすごく大事だなっていうことを感じました」。
本格的に読書を始めたのは神宮大会が終わってから。野球だけでなくあらゆる分野の本を呼んでいる。「サウナ好きなので、サウナの入り方みたいな本も読みました。あとは目標設定や人生設計に関する本とか」。野球に関係のない分野でも、「実際読んでみると、すごい勉強になりますし、すごい面白い」という。今読んでいるのは「金持ち父さん 貧乏父さん」というお金に関する本。「次は『エッセンシャル思考』っていう本を読みたいと思っています」と自分で調べてあらゆるジャンルに挑戦している。
今の時期は午前に練習が終わり、昼食をとってからジムへ。その後は読書タイムだ。意外にも「図書館にいつもこもっています」と明かす。「学校の図書館は入り放題なので、タダで。勉強スペースみたいなのがあって静かなのでめっちゃ集中して読める」とリフレッシュできる秘密の場所だ。「前までは図書館なんか誰が使うねんと思っていたんですけど」と笑って話した。読書で心を整え、ドラフトイヤーもさらなる飛躍を図る。
