中日がメジャー通算164発のミゲル・サノと大筋合意 1年契約2億円、21年最長飛距離150メートル弾

 中日が、メジャー通算164本塁打のドミニカ共和国出身のミゲル・サノ内野手(32)と来季契約で大筋合意したことが15日、分かった。メディカルチェックなどを経て正式契約の見込みで、全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者のXによると、1年130万ドル(約2億円)となっている。

 サノは2009年に16歳でツインズと315万ドル(当時のレートで約2億8350万円)で契約。15年にメジャーデビューを果たすと、19年にはキャリアハイの34本塁打を記録し、複数シーズンで30本塁打以上を放ってきた。また、21年にはこの年のメジャー最長飛距離495フィート(150・8メートル)をマーク。ドジャース・大谷のキャリア最長飛距離493フィートを上回っており、19年に出した496フィート(151・1メートル)は15年にスタットキャストができて以来、歴代5位タイとなっている。

 24年7月にエンゼルスを自由契約となった後は公式戦での出場はないが、今オフは母国のウインター・リーグで24試合に出場し、リーグトップの9本塁打に加えて打率・315、25打点。規格外のパワーを持った大物助っ人が、チーム力をさらに引き上げる。

 ◆ミゲル・サノ(Miguel Sano)1993年5月11日生まれ、32歳。ドミニカ共和国出身。193センチ、123キロ。右投げ右打ち。内野手。09年にツインズと契約。15年にメジャーデビュー。24年にエンゼルスに移籍。メジャー通算164本塁打。19年にキャリアハイの34本塁打、21年にも30本塁打を記録するなど長打が魅力。MLB通算722試合で打率・233、164本塁打、424打点。

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