2025.12.15

楽天・早川　ＤｅＮＡ・東と左腕論議　苦手打者へ打ち取り方に助言乞う「すごく貴重な経験になりました」

「ＴＨＥ　ＢＡＳＥＢＡＬＬ　ＩＮＴＥＬＬＩＧＥＮＣＥ　２０２５　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　ＡＨＳ　ホールディングス－トッププロの頭脳と技術を届けるドリームコーチング－」に参加した左から東と早川

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　楽天の早川隆久投手（２７）が１４日、ＤｅＮＡのエース・東克樹投手（３０）と至高の左腕論を繰り広げた。考え方が違うからこそ、次第に熱を帯びていった互いの投球論。来季の巻き返しを誓う男は逆襲のヒントを得た。

　壇上でも貪欲だった。トークセッションも中盤に差しかかった頃、早川が質問した。苦手にしている打者、オリックス・西川の打ち取り方だ。セ・リーグで対戦経験もある東は「打ち損じを待つ」と笑うが、早川も考え方の違いにうなずいた。

　東が説いたのは前の打者だった。「その打者をチャンスで回さないことを考える。僕は（苦手な）広島・小園は諦める。それくらい余裕がないと、苦しくなる」と助言。考え過ぎるあまり「悪循環」になっていたことに気付いた早川。「すごく貴重な経験になりました」。信頼される投手になるために、まずは今季の悔しさをマウンドで晴らす。