巨人・大勢は「170キロは出る」“師匠”今永昇太の分析に本人驚きも意欲「投げられるように頑張ります」

 米大リーグ・カブスの今永昇太投手(32)、巨人・大勢投手(26)、楽天・早川隆久投手(27)ら現役のプロ野球6選手が14日、都内で開催されたトーク形式のコーチングイベント「THE BASEBALL INTELLIGENCE2025」に参加した。今永は大勢の日本最速となる球速170キロ到達へ太鼓判を押し、大勢も夢の大台へ意気込みを示した。

 トークイベントでは、マウンドで揺らぎを見せない強靱(きょうじん)なメンタルを、今永から「畑でカラスを追い払うかかしのよう」と独特の表現で称賛された大勢。だが“師匠”今永からの期待の言葉に、さすがの大勢も差し込まれたような驚きの表情を見せた。

 「大勢の体で、使い方のうまさがあれば170キロは出ると思う。ここから年齢も精神も成熟すれば必ず出せる」と今永。日本人最速は、ともに現ドジャースの大谷翔平と佐々木朗希が記録した165キロ。それを超える期待を右腕に懸けていた。

 2人は22年に侍ジャパン合宿で出会い、昨オフに自主トレをともにした師弟関係。そのポテンシャルを知る今永の真剣なまなざしに、大勢も「はい…170キロを投げられるように頑張ります」と意気込みを示した。

 今季はセットアッパーを務め「(抑えより)準備が難しかった」と話すも、ブルペンでは従来の10球から5球で肩を仕上げるようになり「これぐらいの球数でもパフォーマンスが出せると勉強になった」と進化を見せた大勢。来季は夢の大台も視野に挑戦を続ける。

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